船大工の仕事 -切る・削る・組む-

平成31年4月16日(火)~令和元年7月15日(月祝)

漁業において、船は欠かせないものでした。海苔養殖においても同様で、漁場への移動、海苔の収穫などで使われました。

船について考えるうえで、船大工が果たす役割は非常に大きなものでした。かつて大森地区には7軒の造船所があり、海苔用のベカブネや中ベカ、海苔船などを数多く造船していました。木造船の造船は木材を切り出し、適した形に削ったり釘穴を開けたりし、組み上げるという工程を経て行われますが、その工程では、様々な工夫がなされています。
大田区では平成8年(1996)5月から7月にかけて、大森地区の造船所2か所に依頼し、中ベカとベカブネを造船しました。本企画展では、ベカブネの製作を担った平野造船の方々が使用した船大工道具や、作業風景を撮影した写真パネルを展示します。展示を通じて、かつての海苔養殖を支えていた船大工の造船工程や作業を紹介し、船大工が培った造船の技術について理解を深めていただければと思います。


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