写真でたどる羽田の記憶 横山宗一郎写真展

平成27年11月17日(月)~28年4月17日(日)

羽田は大森と同じく大田区の沿岸部に位置し、明治以降に海苔生産が行われた地域です。しかし、農村から発展した大森に対して、羽田は漁村から発展しました。そのため、漁村に特徴的な隣近所が近い暮らしで、お互いに助け合って生活していました。その中で育まれた羽田特有の気質・人情が、日々の暮らしや祭礼に表れています。
戦後には羽田空港の拡張、漁業権放棄といった大きな変化を強いられましたが、今なお羽田には、当時の特徴が色濃く残っています。
本展示では、長年羽田に住み、町の景観を目にしてきた横山宗一郎氏(1920~1995)撮影の写真を展示し、横山氏が捉えた昭和30年代の羽田の様子を紹介します。横山氏の写真は、海苔生産風景や漁の様子、特徴的な景観など、羽田に暮らす人ならではの視点で撮られたものばかりです。
写真を通じて、当時の羽田の町や人の息遣いを感じて頂ければ幸いです。  



海苔の仕事着展

平成27年8月18日(火)~11月15日(日)

海苔づくりは、真冬に行われる重労働でした。寒風の吹く海上での海苔採り、深夜から早朝にかけて行われる海苔つけなど、海苔生産者は日々寒さと闘っていました。
そのような作業の中で着用していたのが、ボータやコテッポといった仕事着です。その袖口や襟は、作業に合わせた工夫がされており、機能性を重視した作りになっています。
本展示では、約50年前に使用されていた男性の仕事着を展示し、作業を支えた仕事着の工夫を紹介致します。仕事着を通じて、冬の厳しい寒さの中で行われた海苔づくりについて、改めて知る機会となれば幸いです。
本展示におきましてご協力を賜わりました中富小学校、元海苔生産者の皆様には厚くお礼申しあげます。また、ふるさと館や地域にはまだ多くの仕事着が保管されており、今後皆様にご紹介する機会を持ちたいと考えております。  



海藻おしば展 海の森からの贈り物

平成27年3月17日(火)~8月16日(日)

今回の企画展では、海藻おしばの第一人者である野田三千代氏にご協力頂き、海藻おしば作品を展示致します。
海苔をはじめ、海藻は世界に約10,000種、日本近海に約1,500種類が生育しているとされています。しかし、海苔やワカメといった普段食べている海藻以外は馴染みがありません。実際には、海藻は特徴的な色や形をしており、陸上植物と違った美しさ、魅力にあふれています。また海藻の茂みは海中で光合成を行い、生き物を育み、海水を浄化するなど「海の森」とも言える役割を担っています。
野田氏の海藻おしば作品は色や形に焦点を当てて作られたもので、高い芸術性を誇っています。今回の展示を通して、海苔をはじめとした海藻の多様性や美しさや、そして海藻と海の環境とのつながりを感じて頂ければ幸いです。
企画展開催にあたりまして、ご協力頂きました野田三千代氏、海藻おしば協会、海藻デザイン研究所には厚く御礼申し上げます


大森 海苔のふるさと館   〒143-0005 東京都大田区平和の森公園2-2     Tel 03-5471-0333 Fax 03-5471-0347