生産当時の古写真

船着場

貴船堀

(奥に見えるのは東京ガスのタンク)

旧呑川

(汐見橋から下流を見る)

談笑のひととき


海苔船とベカ舟

冬の早朝、船着場での出航風景

ベカ舟を積んで漁場に向かう海苔船

漁場に着いたらベカ舟を下ろします


海苔漁場

海苔網と支柱が整然と並んだ漁場

網の間にベカ舟で入っていきます

海苔を空気に触れさせる干出


海苔採り

手前に見えるのは採った海苔を入れるざる

広い海の上、一人での作業

寒い冬でも素手で採ります


海苔付け

採ってきた海苔は細かく刻みます

(手回しチョッパー)

いよいよ「海苔付け」

水に混ぜた海苔を箱ですくい、

簀(す)上に置いた四角い枠の中に

投げ込みます

海苔がのっている海苔簀(す)を

日光で乾かすための作業

(海苔乾し)


海苔乾し風景

海苔乾し場に「枠乾し」を

並べて乾かします

川岸の空いたスペースも大事な海苔乾し場

天気の悪い日にストーブの熱で乾かす

乾燥場(かんそうば)の中

 


海苔はがし・たたみ

枠乾しをしまいます

海苔を乾したり畳んだりするのは主に

女性の仕事でした

はがし板を使って海苔が

破れないよう簀から

はがしていきます

はがした海苔を半分に畳み、

箱に詰めていきます

 

 


夏から秋

夏の間は冬の準備

簀編台で海苔簀(す)を自分で編んでいます

当時は網も自分たちで編みました

使う道具は網針(あばり)と

目板(めいた)だけ

秋、網を固定する支柱を海底に

突き刺す支柱建てという作業


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